問合せ (I.C.)
スリ・プレマナンダ・ジャパン・スタッフは、どういった方がなっているのですか?
応答 (K)
普通の人間です(笑)
まあ、これでは答えにならないでしょうから多少言えば、
アヴァターからの提案を承け取次役を拝命している、と云えばいいでしょうか。
各国の取次役・コンタクトパーソンの役割もピンキリがあります。単なる連絡係であるところもあれば、果ては使徒と云える程の役割を担っている人も、中にはいるかも知れません。
そういう人は、アヴァターとまでは行かなくとも、エネルギーを取扱うことができる程に進化された方です。
謂わば弟子であり、そういう人は小さなスワミジといえるでしょう。
私の知る限り、そういうレベルに至った方はただ一人、スリ・プレマナンダ・アシュラムの総長でありスワミジの後継者、マザー・ディヴィアがそうです。
すべて人によります。
例えるなら、スワミジはとてつもなく巨大な太陽発電所であり、それに連なる大小様々な変電所・変圧器がある、と考えると分かり易いでしょう。

主に欧州がそうですが、センターがある国には、支部の取纏役/センター・コーディネーターというのもあります。
センターにはセンター・リンガムと三つの神像が配されてあり、定期的にプージャとアビシェカムが行われています。
サットサング・集いの拠点であり、スワミジの意図する本来の意義においては、アヴァターのエネルギーを世界に敷衍する際に用いられる、意識的なエネルギーの拠点・変電所、ということが挙げられますが、それは可能性であり、その可能性を実現したセンターはまだないようです。
コーディネーターがその役割を辞してセンターをたたむ場合、センター・リンガムと三つの神像はアシュラムに返還しなければなりません。
日本にセンターはありませんが、日本に適合した特徴的なアプローチとして、教えと手紙を介して、スワミ・プレマナンダに惹かれた一人一人が、その人独自の学びの中で、ある程度高いレベルを維持して神へと参内する準備を整える、という方が私には良いように思えます。無理に形を作っても、アヴァターのエネルギーを中継するという内実が伴わなくては、何れ瓦解は免れないだろうと私は見ているからです。
見方を変えれば、準備の整った人が複数いて外界や内界で集う時、それは取りも直さず、サットサング(浄性の集い)であろうということです。

I.C.さん、これ位でいいですか?

最後にこれは述べておきましょう。
各国のスリ・プレマナンダ・アクティビティの奉仕者は、その活動を一切無報酬で行っています。
それぞれが仕事を持ち、子育てをしながら、自分の時間を割き、一切の報酬無しで行っています。
会誌作成に参加する際も、完全に無報酬です。
いわゆる会員になる為の費用も、会誌の作成郵送、通信費で消えてしまいます。
これで分るように、アヴァターに連なる活動を決して商業主義に貶めないということは、それに参画する人が守るべき鉄則なのです。
これはどのアヴァターの活動でも共通しています。

というのも、スワミジの紹介を日本で始めて以来、『神の化身の名声を利用して金儲けをしたい』という輩からのアプローチが後を絶たないからです。アヴァターを利用して金儲けをしようと考え策略を廻らす行為が、その人のその後の人生と、更には繰返されるその後の数多の人生に、どれ程の反動を齎すかをその人が理解していないから、そういう盲目の行為をするのだろうと、私は、考えざるを得ません。日本はこれ程迄に商業主義に呑み込まれ、毒され尽くしてしまったのかと、愕然とするほどです。

必要なことと思い、上述の事柄を明してみました。
I.C.さんが出すであろうスワミジへの手紙も、それが届き返信が返って来る迄に、複数の奉仕者の尊い犠牲があるのです。
それを知ってほしかった。
ですから、手紙を出す時には、どうぞ感謝の思いを以て合掌してから、出していただきたいと思うのです。
2010-08-03