大聖下生と、私達の地球への下生


最終章 新たな始まり


私はしばらくの間ここ地上で過ごし、それから一旦、サマーディに入らなければならない。  ― 2007年8月 ―

私は的確な時に戻ってくるだろう。それには疑いの余地はない。現在私は、今回の人々が理解できるやり方で話している。私の次の生涯では、その時の人々が理解できるようなやり方で話し、振舞うだろう。私は必ず戻って来て、霊性を教えるだろう。  ― 2010年12月 ―


大聖の次の生涯
偉大な師方はこの世界に再度誕生するでしょうか?

『ブッダは、世界が滅びる前に、彼は再び誕生するだろうと言った。キリストも同じことを言ったし、マホメッドも言った。私もまた、この世界が滅びる前、不正が蔓延るとき、私は、数回誕生するかもしれないと言う。この世界が全面的な不義の道を進まないということを見届けるために、ここに来ることが私の願いである。私が先に述べた偉大な聖者たちは、地球がまさに滅びようとするとき、地球の破滅を防ぐために、やって来るだろうと言った。私は思った、一体なぜ最後の瞬間を待つのか? 私は、この世界が間違った道から方向転換することができるのかどうかを見届けるために、もっと早く来た方が良いと思ったのだ。問題は、あまりにも不正が存在するため、私と共に正義を広めるために、私は、一面の泥の中からいくつかの蓮の花々を探さなければならなかったことだ。特に、あらゆる邪悪が存在する今日の世界の中で、善と純粋さを広めるのは、至難な事なのだ。』 ― 2000年 ―
※:弟子候補者、試補。
(二人の聖母は、始めから弟子として、対象地に生れている。)

この世界におけるアヴァターたちの仕事とは、どのようなものですか?

『アヴァターたちの仕事は、巨大な問題に対処することだ。彼らは常に、悪と戦っている。』 ― 2000年3月22日 ―

『人間が創造されたときから、善と悪との間に、真理と錯覚との間に絶え間ない戦いが存在する。太古から霊的なアートマは偉大なるフォースと意志とをもって、神性へと向かう人類の向上のために破壊的で否定的なフォースと戦い、マーヤと戦ってきた。』  ― 1995年3月30日 ―


スワミジ、あなたは再び誕生されますか? あなたと共にいる人々は、再び誕生するのでしょうか?

『私は、前の転生において、数多くの人々が悟りを達成するのを見てきた。この生涯の間に悟りに達する人々もいるだろう。次の転生においても、悟りに達するであろう人々が存在することを私は希望し、信じている。私は以前、この前の生涯とこの生涯、そして次の生涯において、私の名は常に末尾がアーナンダで終わるだろうと言ったことがある。なぜなら、人々の生涯に喜びをもたらすことが私の諸生涯の目的の一つだからである。』 ― 2000年3月22日 ―


三つの生涯に通底する大聖の計画
『あなたたちは、私が今日たった今あなたたちに与えている‐教え‐メッセージの真の価値を、本当には理解しないだろう。しかし、すべての人がプレマナンダの‐教え‐メッセージの真実性をはっきりと理解する時が来るだろう。私の臨在がないのをあなたたちが寂しく思う時が来るだろう。私は、次回シカゴに生まれるだろう。その時、私は、幾人かのアートマたちつまり魂たちを、この生涯から呼びたいと思っている。私は、そのために誰がふさわしいのかを見い出すだろう。そのような人々のみが、そのとき私と共に来るだろう。

―――すべての人が来るわけではない。私は、問題を惹き起こす人々を連れて行きたくない。なぜなら、次の転生においても彼(女)らは働かないだろうし、良い奉仕を与えないだろうからだ。私は今、あなたたち‐人間‐に、サナタナ・ダルマと、〈聖性の場として、世俗とは一線を画す〉修道場の在り方の両方を教えている――だから、もし私があなたたちに次の転生において何かを行うよう言うなら、選抜された者たちは、それを即座に把握し、さっと始めるだろう!

私は、ただアシュラムという場所を作り、建物を建て、農業と孤児院を始めるためだけにここ地上にやって来たのではない。私は、ただ、このような簡単な仕事を行うために地上に来たのではない。私の目的は異なる。
確かに、この身体がサマーディに入る前に、私は、数多くの人々が―――誰が真師かを知ろうと知るまいと)自己実現を達成するのを見るだろう。確かに、私はこのことを行うだろう。』 ― 1999年6月29日 ―

『あなたたちは、水を自由に使うことができるので、水の価値を知らない。非常にまもなく、世界は水不足になるだろう。あなたたちは、それを今日認識した。私が次の転生を取るとき、私が水について話し、どのようにして水を節約すべきかを話すことが必要だろう。次の下生時の私の仕事およびどのような役割をそこで果たすか、私はそれを知っている。私はそれを今すでに始めており、そのことに常に時間を費やしている。』 ― 1993年2月15日 ―


シャンバラからの要請により地球に招かれた大聖は、次の2,500年間、地球存在となって地球に留まることを決められ、地表に足跡を印すことで地球そのものが神聖なエネルギーを受容し、また自らの神聖なエネルギーの通路としてそのエネルギーを変換する人間を通し、この地球にそれまで存在しなかった、または地球の特質とはなっていなかったその神聖な特質を定着させる。
今回、大聖はスワミ・プレマナンダとして生涯を閉じられたが、御自身の肉体を離れることと引き換えに、隠れていた巨大な悪を明るみに引きずり出された。このこと一事においても、東京のマスターの働きと連動していらっしゃることがうかがえる。というのも、東京のマスターの主な仕事の一つは、日本の宗教界の浄化であったからだ。スワミジは、「東洋においては、宗教は政治になっている」とおっしゃっていた。
スワミジが地球で働かれるとおっしゃった次の2,500年間は、マイトレーヤが世界教師として働かれる期間と一致している。マイトレーヤと何らかの形で協力されることが予想され、また、スワミジの次の下生はアメリカのシカゴであるため、その時既にアメリカにいるであろう、またはその準備をしているであろうマスター・イエスと、何らかの形で協働されることが予想される。さらに、二人の女性聖者を自らのシャクティ継承者に指名することで、宝瓶宮の特徴である女性の神聖開顕を先導し、サナット・クマラのシャクティを体現して二百年後に誕生を予定されるハイラーキー高位のメンバーの下生と使命に先駆けている。
サイババが1983年初めてベンジャミン・クレーム氏にエネルギーを送ってこられたように、アヴァター方とハイラーキーは連動して働かれる。そのサイババは、次のプレマ・サイの生涯で下生を終了されるが、その後、今回スワミ・プレマナンダとして降りて来られた方は、それまでのサイババの仕事をより引き継がれるであろうことが予想される。‘教え’の明かすところでは、キリストから最も卑しい熱誠家に到る迄の、すべての者が‘宇宙の学舎’にあると云われる。そのサイババは、宇宙レベルでキリストの道を歩み通された‘宇宙のキリスト’であると云われる。スワミジは御自身に関して以下の言葉を残されている、『私は神のすべてのテストに合格したことを知っている』と。
サイババもスワミ・プレマナンダも、特にスワミ・プレマナンダは、我々の目に見える形で、地球に内包される破壊的な物質フォースを引受け、‘御自身とその活動に破壊フォースを集注させる犠牲’を以て生涯を閉じられた。
〈イエスの生誕数千年前〉に定められた二千年直前の地球破裂は、スワミ・プレマナンダとサイババ、この二人のアヴァターによって回避された。
これに先立ってサイババは連続する三度の下生を開始され、スリ・ラーマクリシュナと神性の化身達は強力に地球に働きかけた。ラマナ・マハリシの下生、アナンダ・マイ・マーの下生、ババジからヨガナンダに至るアヴァター方の働きも密接に関係している。地球には現在二十四名のアヴァターが来臨されていると云われる。地球管理者方、ハイラーキーの現代に於ける公の出現はその準備も含めて、こういったアヴァター方の働きと連動して可能になったものである。
大聖は、御自身が留まる以後二千五百年間地球物質体を存続させ 人類に使命を遂行させるべく、 ‘〈人類を通して表現された〉破壊フォースの御自身への集注’‘リンガム・フォースによる隕石軌道の修正と引続く惑星の再生’を実行され、こうして‘人類が学び始める強力な機会をその身をもって与える’という犠牲を、大聖の一生涯の使命とされたのである。


『二千五百年前に行なわれた諸実践の良い成果の故に、魂のために行なわれたことの故に、強力な高徳な人々が世に現われ、内界外界に数多くの修道の場が作られ、人類は大いに自己修養に励むだろう。次の二千五百年の間に、全人類が、神の臨在を完全に理解するだろう。

私は、二千五百年間、あなたたち〈地球の人間たち〉の導き手として、あなたたちと共にあるだろう。恐れなく、あなたの正真正銘の旅を始めなさい。私が、つまり雨といかなる嵐にも立ち向かうことのできるこの者が、すべての宗教およびすべての道を含むあなたたち〈地球の人間たち〉のための導き手として、そこにいるだろう。』 ― 2005年11月17日 ―



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