2007年秋、プレマジャパン支部なるものが、東京に突如として現われた。国際交流ツアーや精神セミナー等をその活動としているという。当時、スワミ・プレマナンダを紹介する日本の公式サイトは、プレマジャパンという名だったので、
第三者に、いかにも、日本のスワミジのサイトと関係がありそうだと思わせるものだった。
（参照２-２） 事実、日本人メンバーから、プレマジャパン支部なるものは、スワミ・プレマナンダの日本公式サイトと関係があるのかという問い合わせがあったほどである。後に、2010年、それがＡＯの講演会の振込み先口座名になっているのを知るに至る。
２００５年夏、スワミ・プレマナンダの日本公式サイトがプレマジャパンとしてネット上に掲載されると、ＡＯは早くもその年末には、スリランカに行き、密かに、スリランカのスワミジ関係者たちを探し出し、スワミジ関係を利用する下準備を始めている。
以下は、2008年12月に、日本のコンタクトパーソンがアシュラムに送ったメールと、それに対するスワミジからの返事である。
＜センター部、スリ・プレマナンダ・アシュラムへのメール＞
2008年12月9日
ナマスカーラム。
私たちは、日本におけるスワミジを取り巻くいくつかの動きに関して注意すべきことを、お知らせしなければなりません。
もしＡＯがアシュラムに連絡を取ってきたら、あるいはアシュラムにやって来たら、どうか気を付けて下さい。なぜなら、彼は、スワミジの名を自分自身の為に自分の名声の為に利用したがっているからです。
彼は、’スピリチュアル・ビジネス’の会社を経営しています。
そちらがご存知のように、私たちは、冤罪で逮捕されたカンチーのシャンカラチャリアの正義についての情報を示し、かつまた、別方向からスワミジを助けるために、「インド霊性の危機」サイトを日本語と英語で作ったことを、以前ＰＲ部に知らせました。
そして、そのウェブサイトは、日本においてよく知られており、質の高いサイトであると評価されています。
そこで、ＡＯは、彼のビジネスの為に、上記の私たちのサイトを利用しました。
彼は、シャンカラのウェブサイトは、彼自身が作ったものだという誤解を、彼のクライアントに与えようと意図し、そのように振舞いました。
実際、彼は、以前、カンチーのシャンカラチャリアにまさに会わんとした機会があったにもかかわらず、シャンカラチャリアが明らかに不利な状況にあった間は、シャンカラチャリアを助けるために何一つしませんでした。
それから、ＡＯは、シャンカラチャリアがもはや不利な状況にないと知るやいなや、自分の７０名のクライアントを引き連れて、シャンカラチャリアを訪ねる「ツアー」を計画しました。私たちは、日本の私たちのウェブサイトが、大いにシャンカラチャリアの助けになっていることをシャンカラチャリアが御存知なため、特別に、ツアーの日本人達にお会いになったことをよく知っています。
ＡＯは、彼の会社でマントラ瞑想を教えており、各ステージごとに２日間のワークショップでおよそ６５２ユーロ（2008年当時の為替レートで）をとっています。そして、そのようなステージが４つあります。
それらのいわゆる生徒たちは、毎年、会費を払います。
さらに、彼は、毎年、彼の生徒たちに対し、自分と一緒に行くツアーを計画しています。
このように、彼は、スピリチュアル・ビジネスの会社を経営しているビジネスマンなのです。
彼は、常に、どんな人でも、あらゆる機会をも、自分自身の利得の為に利用しています。
彼は、常に、自分自身のさまざまな欲望を隠しつつ、人々を、彼にとって有利な方向に考えさせるように努めており、そのような人々を、すべての物事が自分の有利になるよう利用します。
今回、彼は、シャンカラチャリアの名を、自分自身の利得つまり自分の名声の為に利用しました。
そして今、彼は、私たちプレマジャパンの活動ゆえに日本においてアヴァターとして知られ、真の霊性の教師であると知られている、スワミジの名も利用したがっています。
彼は、私たちの活動を知っておりそれにもかかわらず、スワミジが不利な状況にあった間は、スワミジを助けるために何一つしませんでしたし、これまで、スワミジを助ける私たちの活動のためにも何一つしませんでした。
しかし、今になって、彼は、状況が明らかにスワミジにとって良いものに変わりつつあることを知り、それで、スワミジの名を利用したがっているのです。
ＡＯは、自分自身の欲望を巧妙に隠し続け、良い人であるよう見せかけます。
諸組織において「重要人物」になりたいという彼自身の欲望のために、彼は、日本のサイババ活動において二度大きな分裂を引き起こしています。
私たちは、ＡＯをコーディネーター等として決して推薦しません。
私たちは、彼の動きに非常に注意しています。
あなたたちもまた、どうか、彼の欲得の為にスワミジの名を利用させないよう、気をつけてください。
ジェイ・プレマ・シャンティ！
クマランとクリンジ
＜スワミジからの返事＞
2009年1月22日
センター部
親愛なるクマランとクリンジ、
ナマスカーラム！アシュラムよりご挨拶申し上げます。私たちは、あなたたちの2008年12月9日のメールに対するスワミジの返事を受け取りました。下記をご覧ください。
「私の親愛なるクマランとクリンジ、
ナマスカーラム！私は、あなたたちの2008年の12月9日のメールを受け取った。私は、それを注意深く読み、あなたたちが書いたことを理解している。
私は、センター部に必要な指示を与え、それをセンター間調整役に伝えるよう手配した。
私は、あなたたちのすべての活動においてあなたたちと共にいる。私は、あなたたちを導いており、私はあなたたちを祝福する。
すべてのことは、良いやり方で起こるだろう。ジェイ・プレマ・シャンティ。
主にあってあなたたちの、
スワミ・プレマナンダ」
敬具 プレマナンダ・アシュラム・マネージメント、センター部
自分が一番の権威になり保身を計りたいという彼の隠された欲望から生まれる一つ一つの行為は、聖者とつながるためには、自分ＡＯを介する以外にないのだというグラマーの煙幕を周囲に作り出し、個々人一人一人が、直接聖者とつながって〈光・神を〉学ぶことを妨げている。彼のこのやり方が、自分もＡＯのような（聖者と一般の人々の間に立つ特別な人間の）“立場”になりたいと欲望する人間を大勢生み出していくことになった。ＳＭもこのやり方を模している。
人々のグラマーを取り除く手助けとなるよう、このことを記す。
〔※ グラマー ： 感情想念によって形成される虚像〕
・・・あなたがいったん人間としての誕生を得たなら、あなたは自分自身をはっきり理解すべきなのだ。あなた自身を知るために、第三者からアドバイスを受ける必要はないし、本を読む必要もなく、本から学んだ知識も大学の学位などもまったく必要ない。・・・
近頃では、人々は策を弄し私利を図る。これらの駆け引きのために、彼ら（ＡＯ、Ｇ会・・）は宗教やカーストのような問題を中心に置き、この策略的なドラマを作り出す。あなたたちは、このドラマが霊性だと信じるべきではないのだ。・・・
人は、プージャを行い、マントラを唱え、花々を捧げることから自動的に恩恵を引き出すのではない。これらすべてはあなたたちが行う儀式である。ランプとお香に火を灯し、樟脳の火を示し、サンブラニを漂わせ、花々を捧げ、プージャを行うこと、これらはすべて、あなたたちが自らのマインドを満足させそれを一点に向けさせるために従っているあらかじめ定められた決まり事と手順なのだ。あなたたちはこれらの決まり事なしで自分たちを成熟させなければならない。・・・・
人間は自らを一点に集中させコントロールすることができるのであり、人ができないことは何もない。あなたたちは、自分たちの悪い習慣を変えることができないと考えるべきではない。したがってあなたたちは、それをすること――神性開顕に向けて自らをその一点に集中させることができるのだと考え、あなたたち自身を変えようと努めるべきなのだ。“私利追求を隠した第三者”が、どうして霊性を学ぶあなたたちを善い人間へと変えることができよう？ 一体になぜ、“私利追求を隠した第三者（ＡＯ）”が、霊性を学ぶあなたたちに助言を与えるのか？
（2007年11月）
―――私は先ほども言ったが、アビシェカムは遊びではない、それは非常に重大な事柄なのだ。あなたは、文字通り神聖なエネルギーを操作しているのであり、そのようなものとして、あなたは、これを非常に真剣に受け止めなくてはならない。そのような儀式を、注意と嘘偽りのない誠意を持たずに行なうことは良くない。私心を滅する決意があなたに無ければ、神に至る不断の努力があなたに無ければ、それは逆の作用を持ち来たす。―――（2000年3月）
ＡＯと、ＡＯが固めたその周囲の人々は、スワミ・プレマナンダ関係の一連の動きをビジネスのツールとしてみており、
ＡＯが日本でスワミジ関係の活動の権威を得るためには、どうしても、スワミジが任命した日本のコンタクトパーソンが邪魔だった。
ＡＯは、自らが直接手を下すことなく、自らの周囲に集まった人々を使い（その中にはＧ会工作員もいた）、また、自分の勢力を、ヨーロッパおよびスリランカのスワミジの帰依者たちやインド関係者たちの間に拡大することによって、日本のコンタクトパーソンを辞めさせようと画策手配した。その過程で、ＡＯは、自分の旅行の常連である、フランス語とイタリア語に堪能なＧ会工作員の女を連絡役として使った。その女はＡＯを前面に立て、フランスのセンターにはフランス人Ｇ会員たちが大勢入り込んだ。フランス人Ｇ会員たちは、嘘の山を撒き散らして、フランスを始め、ヨーロッパの帰依者たちに、日本のコンタクトパーソンは帰依者にとって有害であると信じさせ、ヨーロッパとスリランカのスワミジの帰依者たち、およびインドの関係者を、スワミジおよび日本のコンタクトパーソンに反対させる事態を引起した。
今、ここには、コーディネーター全員がいる・・・ あなたたちの行動すべてとあなたたちが行なうすべてのことは、神に知られている。あなたたちは、あなたたちの国で何を行なうつもりなのか？あなたたちは、そこで何か良いことを行なうつもりなのか？あなたたちは、何を行なうつもりなのか？あなたたちは、このことすべてをシヴァラトリの夢だと思うつもりなのか？それとも、それを引き続き行なうつもりなのか？（２０１０年マハシヴァラトリ）
彼らは、引き続き行なっている。
アシュラムは現在、スワミジが’ここに居ることを決して好まない’と言った状態になってしまっている。
・・・７番目のプレマナンダは、プレマナンダ・アシュラムに居ることを好んだ。９番目のプレマナンダは、きっと此処には居ないだろう。９番目のプレマナンダは、此処に居ることを決して好まないだろう。私は、それを知っている。１０番目のプレマナンダもまた、此処に居ないだろう。・・・（2009年マハシヴァラトリ、日本公式サイト2011年1月プレマサーダナより）
ＡＯは、日本公式サイト上でスワミジの紹介が始まって以来ずっと、一貫してスワミジの活動に干渉し混乱させ続けてきた。ＡＯは、背後の黒幕であり続けてきたのである。
かくして、ＡＯは、Ｇ会をアシュラムおよび諸センターに更に関わらせた。
ＡＯは、インド、カトリック、米国アーユルヴェーダ関係、その他への経路となり、Ｇ会は、さらにＡＯの周りに集まっている。
つまり、ＡＯが下地を造り、Ｇ会が大聖暗殺を実行したのである。
2009年秋
質問：霊的に進歩するために、私たちはどのような姿勢を発達させるべきなのですか？
スワミジの答え： あなたたちは、常にあなたたちの義務を果たし、あなたたちの仕事を行うべきだ。私は、そうでなく言うことは決してないだろう。しかしながら、あなたは、一つのことを知るべきだ――あなたは、何を第一優先すべきなのか？ ひとたび、あなたがそれを発見したら、来て、スワミジに個人インタヴューを受けなさい。そのインタヴューの中で、あなたは、あなたのハートを開いて話をしなければならない。３分間で、あなたは、あなたのハートを開き、私にすべてのことを言わなければならない。一時間話してからでなければハートを開くことができない人々もいる。それは、彼らが錠前に鍵を差し込んで、それを絶えず回し続けているからだ。鍵は壊れないだろうが、しかしそれは、錠前の中でただ回り続けるだろう。それは、あなたが、鍵を用いてその錠前をどのように開けるべきかを知らないからだ。あなたは、３分から５分以内に錠前を開けなければならない。あなたは、こう言わなければならない。「私は、このようなやり方で発達したいです、これが私が好むことであり、これが、私が好まないことです」と。
あなたは、私が瞑想して、あなたに関する事実、なぜ生まれ来て去って往くかというハートの真実を見つけ、それからあなたに助言すると思うべきではない。私は最近では、それを行う時間がない。私は以前、それを行ったものだった。私は誰かの隣に座り、彼らに数フィート離れたところに座っている別の人についての話を言ったものだった。今日では、もしあなたが私から正しい助言を得たいなら、あなたは５分間でハートを開かなければならない。（ハートを堅く閉ざし、今までの生涯で決してそれを行うことのなかった）あなたは、私に、あなたが何をハートとマインドの中に持っているのかをその時間内に言うべきだ。それから、あなたが私に言うことに対する返事において、私は、あなたを５年間教えなければならないかもしれない。もしあなたが、私があなたに行うよう言うことを適切なやり方で行うなら、そのとき、あなたは、直ちに次の諸ステージに移るだろう。私に言わせると、霊性において、あなたは一生徒に過ぎない。あなたが誰であろうと関係ない、私の義務は、あなたを教えることだ。それが、私の義務だ。私は、（あなたが他者にしているように）あなたがそれを学んでいるかどうかチェックすることに時間を費やすことはできない。理由は、今私はそのようだからだ。
ジェイ・プレマ・シャンティ！
